2021年5月8日〜人は自らの手で行動を決める〜
おはようございます。
青森県八戸市から学びや気付きを発信していますTTです(^^)
昨日のブログでは選択理論心理学の内容から
『すべての行動は自らの選択である』
という内容の記事を書かせてもらいましたが、よければこちらも読んでください(^o^)!
選択理論心理学と著書”嫌われる勇気”は似ている部分が多いので、気になる方はこちらの記事もみてみてください。
さて、昨日のブログの最後に予告していた
「外的コントロール」
「内的コントロール」
について今日は書いていきたいと思います。
これら二つの事は、『人を動かす方法』についての内容になります。
私たちは普段、人を動かす時には、「○○をしてください」と指示を出す事で人を動かしていますが、これは『外的コントロール』になります。
これは皆さん理解できますよね。
では、『内的コントロール』とは何か?
それは、自分が「こうしたい!」と自発的に思い、行動を選択することになります。
例えば「水が飲みたい!」となった時に「あそこに水飲み場があるよ」と”情報”を与えてあげる事。になります。
この場合、自分がとった行動は”情報を与える”事のみで、人を動かす指示は一切出していません。遠回しに考えれば誘導している⇨指示をしている。と捉える方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは一旦置いておきましょう。
ザクっと2種類のコントロール方法の違いはこんなところです。
では、昨日の記事で書きました「怒りを覚えた場合」にどのようなコントロールをするか、という所に注目してこの外的、内的コントロールの話をしていきましょう。
まず、人に怒りを覚える時には大抵の場合”外的コントロール”を用いて言葉を選んでしまいますよね。
「いうことを聞いて!」
「なんでそうなるの?こうした方がいいにきまってるでしょ!」
よくあるのはこのような、相手に対して不満があり私の方が正しいと思っている様な言い方をしてしまうことも多々あると思います。
私も子供が二人いますが、よく怒ってしまっていました。(反省)
突然ですが、ここで一つ私の好きな例え話を紹介したいと思います。
このような言葉があります。
これは、外的コントロールで水飲み場に連れて行けるが、水を飲みたくないラクダに外的コントロールで水を飲ませる事ができない。
という内容です。
この話からも分かる通り、相手に不満や怒りがあった場合であっても、相手に動こうと思う動機がない限り実際に動かす事は難しいんですよね。
「こうして欲しい」「こうあるべきだ」は”私の願望”であり”相手の願望”ではない
という事ですね。
だからこそ、怒りに任せて怒鳴ったとしても、一時的にいう事は聞くでしょう。
しかし、長い目で見れば信頼性は下がってしまいますし、お互いが良い思いをしません。
そんな時に使うのが『内的コントロール』の出番です。
私は正直選択理論心理学を熟知していませんが、現段階で私がこの手法を使うとした場合には、大事な事が2つあると思っています。
それは
- 相手の思い(願望)を知る事
- 情報を提供してあげる事
この2つです。
ひとまず子供との関係性で話をすると、子供の好奇心で危ないことをしてしまった場合に、子供なりの行動に対する動機があります。
「どうなるのかな(^^)?」「これはなにかな(^^)?」
と言ったように失敗やその後に起こることなど”知らない”のです。
そんな時に親である私たちができる事は”失敗したらどうなるのかを教えてあげる事”のみです。
「こうなるから危ないよ」と最初に言葉を添えて子供には自由にさせて、もしその通りの失敗をした場合には「あなたはこうしたかったんだね。でも、今みたいな事失敗が嫌だったら次は気をつけようね。」という言葉をかけてあげる他ないんです。
その失敗が、一大事になりそうな事であればもちろんやめさせて、安全を確保する必要が親には必要ですが、そうそうそのような大きな失敗は無いはずです。
私はこの内的コントロールの手法を学んでから子供にガミガミいう事はしていません。
最低限必要な事は教えますが、基本的には子供達が望む事に対して補助をするだけです。
おかげさまで、子供達とはいい関係性が築けていますし、長所は伸びてきています。
それが私にとっても子供達にとっても幸せな関係性であると思っているのでこれからも気をつけて声がけの言葉を選択していきたいと思います。
これは子供だけに限らず、企業内でのコミュニケーションの取り方、良質な関係性への手段の一つであると思っているので、是非参考になれば幸いです(^^)
それでは今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
それでは皆さん今日も素敵な1日をお過ごしください(^^)/✨